こんにちは。Edelman Japan 2018年度夏期インターン生の相良妃貴、中山ひとみ、大木萩乃です。Edelman Japanで経験した貴重な5週間のインターンシップを、ブログという形で体験記としてまとめてみました。
Introduction
インターンシップ選考方法
書類審査⇒グループディスカッション(60分)・筆記試験(30分)
グループディスカッションでは、2つのグループに分かれて課題に対して議論を行い、プレゼンで発表を行いました。筆記試験は、課題に対して自由に論述する形式でした。
Buddyについて
Edelman Japanでは、インターン1人につきBuddyの社員さんが1人付きます。Buddy lunchをしたり、わからないことを聞いたり、仕事の悩みを相談したりと、インターン生活全般をサポートしてくれます。いつも親身になって相談にのってくださり、とても心強い存在です。
配属チームによって、業務内容はさまざまです。私たちインターン生3人が、各チームでの5週間を記録しました。
1. 相良妃貴(Tech Team配属)
テックチームでサマーインターンを行っている東洋大学4年の相良妃貴です。大学では、社会心理学を学んでいます。
なぜEdelmanか
私は就職活動を行っていく中で、PR業界に興味を持ちました。特にグローバルなPR業務に携わりたいと思い、外資系かつ実際の業務を通して仕事内容を知ることができるエデルマン・ジャパンのインターンシップに応募しました。
1日のスケジュール
9:30-9:45 メールチェック
9:45-12:00 クライアントAに提出するレポートの作成
新しいキャンペーンのモニタリングを行い、クライアントに提出する報告書を作成します。
12:00-13:00 ランチ
社員さんとランチしたり、基本的には他のインターンと過ごすことが多く、息抜きの場でもありました。
13:00-14:00 クライアントAのミーティング
A社のキャンペーンに関するミーティングを行います。
14:00-15:00 ニュースモニタリング
自分の所属するテックチームに最新のテックニュースを届けるために、毎日のニュースをチェックします。
15:00-17:00 クライアントBのリサーチ
クライアントBの案件で頼まれたリサーチを行います。
17:00-17:30 クライアントCの資料の翻訳
クライアントCが広報活動で使用する資料の和訳を行います。
17:30-18:30 クライアントAの投稿案作成、投稿設定
SNSの投稿内容を考えたり、投稿の設定を行います。
チームの特徴
IT業界は、成長速度の速い業界なので日々新しいニュースを追いかける必要があります。テックチームはエデルマンの中でも特にスピード感があり、真面目な雰囲気のチームでした。日々の業務では、トレンドのニュースをピックアップしたり、記者さんとの関係構築を行うこともあり、メディアリレーションズを間近で学ぶことができました。
最後に
エデルマンは社内の風通しが良く、社員さんたちが気さくに話してくださるので、業界の様々なお話が聞けてとても勉強になりました。また、自分のチームだけではなく、他部署のお仕事をお手伝いさせていただくこともありました。テックチームではIT業界の馴染みない情報に触れることが多く、ニュース記事の選定など、はじめは苦戦しました。しかし、毎日のニュースモニタリングを通して業界への理解が深まり、ニュースの選定も、だんだんと自分なりの軸をもってリサーチできるようになりました。エデルマンのインターンの特徴は、チームの一員として実際に仕事を任せてもらえるところだと思います。大変なこともある分、自分の成長や学びを多く得られた1か月でした。コミュニケーション業界に興味がある方にはおすすめのインターンです。
2. 中山ひとみ(Corporate / Finance team配属)
こんにちは。コーポレート部署のファイナンス部門でインターンをしている中山ひとみです。青山学院大学法学部の3年生で、会社法を勉強しています。このブログが外資系企業、PR業界で働くことを視野に入れている方々の参考になればと思います。
なぜEdelmanか
大学3年生になり、周りがインターンへの準備をするなかで、私は外資系企業というダイバーシティな環境で英語を使ってお仕事をしたいという単純な思いから応募しました。
1日の流れ
9:30-10:30 クライアントAの会議
10:30-11:30 クライアントBへの提案書のWord・PowerPoint作成の続き
11:30-13:00 エデルマンの会社に関するイントロダクション
13:00-14:00 Lunch(隣のビルのメキシコ料理)
14:00-14:30 Time Sheet記入(勤務時間の詳細を記入)
14:30-15:30 クライアントBの提案書に関する会議
15:30-16:30 クライアントBの提案書の修正
16:30-17:00 クライアントCの会議(他部署と連携した会議)
17:00-18:30 クライアントCの会議で頼まれたリサーチ
※インターン生にはエデルマンのイントロダクションが幾つか用意されており、エデルマンやPR業界について知ることができます。
チームの特徴
コーポレート部署では、企業の危機管理やエンプロイーリレーションズやメディア・リレーションズなどのPR活動を行います。私が所属したコーポレート部署のファイナンス部門の業務内容は、金融関係のクライアントを対象にIR活動(投資家と企業の良好な関係を築く為の活動)やメディアに対する広報活動などです。
最後に
インターン生には、名刺やデスクやパソコンが用意されていて、他の社員さんの方々と同じ扱いを受けられました。またインターン生向けに様々な部署を紹介して下さるオリエンテーションやサポートして下さるバディさんや周囲の方々の手厚いサポートを通して、PR会社の理解を深めることができました。その他にもビジネスメールの送り方や、名刺交換の仕方、提案書の書き方などのビジネススキルや仕事への取り組み方を学ぶことができ、大変勉強になりました。英語が日常的に飛び交う職場は予想通りとは言え、当初は困惑しました。しかし、エデルマンの社員さんは本当に優しく、私の様子を察して適宜声を掛けて下さるなど手厚くサポートして下さったので、楽しく働くことができました。今回のインターンの経験を、今後の将来に十分に生かしたいと思います。
3. 大木萩乃(Brand / Consumer team 配属)
こんにちは。Edelman Japan 2018年度夏期インターンシップに参加した、立教大学異文化コミュニケーション学部3年の大木萩乃です。5週間のインターンシップの間、私はBrand / Consumerチームに所属していました。
なぜEdelmanか
大学3年生の夏のインターンシップにEdelmanを選んだ理由は、一言で正直に言うと、何をしている会
社なのかわからなかったからです。
PRの仕事では、企業や団体が抱える組織的な課題を、組織とそれを取り巻くパブリック相互に利益のある関係を築きながら、戦略的に解決に導くことが求められます。一方通行的な広告と違い、様々な切り口からクリエイティブにアプローチしていくことが求められていると考えます。そうは言われても、社会経験のなかっ
た私にとって、ではEdelman Japanが具体的に何をどういう手法でしている場所なのかを想像することは難しく、ならばこの目で見てみようと思ったのが最初のきっかけでした。大学でコミュニケーション学を専攻していることもあり、組織、パブリック内の関係構築の重要性や、戦略的コミュニケーションをマーケティングのプロセスとして重視している点にも興味を持ちました。
1日の流れ
基本的に仕事内容や量は毎日違いましたが、ここでは代表的な業務内容を紹介します。1日に複数のクライアントのアカウントに携わるため、数時間単位で仕事内容が異なることがほとんどでした。
9:30-10:30 ニュース記事選定
日本のマーケットで何がニュースとして話題になっているかのリサーチという意味で、クライアントのニーズに合わせてニュース記事を選定します。
10:30-11:30 プレスリリース配信・記者クラブ
プレスリリースの配信と、記者クラブへ出向いて投げ込みを行います。
11:30-12:30 ランチ
他のインターン生たちと一緒に、六本木にあるオフィス界隈のランチスポットやカフェをほぼ網羅しました。社員の方やBuddyとランチをしながらフランクにお話しする時間もとても新鮮で楽しかったです。
12:30-13:30 ミーティング
クライアントのニーズとEdelmanの役割と立場を理解し、次に行うリサーチ業務の詳しい内容を把握するためのミーティングです。
13:30-17:00 リサーチ業務
上記のミーティングを踏まえて、リサーチを行います。インフルエンサー探し、競合のリストアップ、マーケットリサーチなど内容は多岐にわたります。
17:00-18:30 SNSコンテンツ翻訳(英訳/和訳)
SNSコンテンツだけでなく、アンケートやその他資料など翻訳内容はさまざまでした。
チームの特徴
ブランドチームは比較的大所帯で、気さくに話しかけてくださる方がとても多く、非常に明るくてオープンな空気感が好きでした。
ブランディングは、商品やサービスの意義を見出しながら、マーケットでのポジショニングを築いていくビジネス戦略を指します。膨大な量の商品やサービスが出回る中で、他との差別化を図るにはどんなプランニングが求められているかや、これからのブランディングはどうあるべきかなどに関して、インターン生向けに複数のプレゼンテーションを行っていただき、理解を深めることができました。
マーケティングやビジネス戦略などといった言葉とは無縁だった私をサポートしてくださり、あたたかく接してくださったブランドチームに、とても助けられた環境でした。
最後に
様々なアカウントに携わらせていただいたため、日々が基本的にマルチタスクで、色々なことをハイピッチで考えてこなさなければならない点が大変でした。
しかし、生まれて初めてのオフィスワークで、自分の名刺を頂き、自分のデスクがあり、責任を感じるお仕事を任せていただくことも多々あり、チームの一員として扱ってくれていることを感じさせていただいた5週間でした。各チームで仕事内容は異なりますが、他チームの方にプレゼンテーションを行っていただいたり、お仕事を頂いたりと、配属チーム以外の人と関わる機会もたくさんありました。フレンドリーな社員の皆さんと、リラックスでありながらもメリハリのある社風はとても過ごしやすく、自分らしくお仕事をこなすことができたと思います。PR業界に少しでも興味のある方はぜひEdelman Japanインターンシップへの参加を考えてみてください。その際の参考となれば幸いです。