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エデルマン・ジャパンは、4月20日(木)に「2023 エデルマン・トラストバロメーター」オンラインセミナーを開催いたします。

弊社エデルマンでは、信頼こそが組織の成功を測る究極の尺度であると考えており、主に政府、企業、メディア、NGOといった組織が、時代の変化の中でどのようにして世の中と信頼関係を築くべきかを考察するため、2000年から「エデルマン・トラストバロメーター」調査を実施しています。

世界28カ国、32,000人を対象に、2022年11月に実施した今回の調査で明らかになったのは、世界では社会的分断が進んでおり、人々が抱く社会や経済に対する不安や不公平感、政府やメディアに対する不信感といった理由から二極化が深刻化しているということです。二極化は、既に弱体化している社会構造にさらなる追い打ちをかけ、人々の恐怖を増幅させることにつながります。この負の連鎖を断ち切り、ますます複雑化する社会課題に取り組んでいくためには、各組織や機関がその枠を超えて協働し、様々なステークホルダーとの信頼関係を構築していくことが必要だと考えます。

本セミナーでは、「2023 エデルマン・トラストバロメーター」の調査結果を発表した後、3名の有識者をお迎えし、この二極化する世界を生き抜くにはどうすればよいのか、その上で各組織や機関に求められることは何か、そして私たち個人には何ができるのか、といったことをテーマにパネルディスカッションを行います。皆様と共に考え、建設的な議論を深める機会となれば幸いです。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

【セミナー詳細】
日時:2023年4月20日(木)3:30pm – 5pm
開催方法:Zoomウェビナー(こちらのリンクよりお申し込みくださいますようお願い申し上げます。 )
使用言語:日本語

【プログラム】
第1部:講演「2023 エデルマン・トラストバロメーター」調査結果発表  
 • エデルマン・ジャパン株式会社 代表取締役社長 メイゲン・バーストウ
第2部:パネルディスカッション&質疑応答
パネリスト:  
 • NPO法人ミラツク 代表理事 西村勇哉 氏
 • 多摩大学大学院教授 紺野登 氏
 • ロイター通信 日本支局長 豊田祐基子 氏
モデレーター:  
 • エデルマン・ジャパン株式会社 エグゼクティブ・バイス・プレジデント グローバル・クライアント・マネジメント 森田尚子

【登壇者情報】

西村 勇哉
NPO法人ミラツク 代表理事/株式会社エッセンス 代表取締役

1981年大阪府池田市生まれ。大阪大学大学院にて人間科学の修士を取得。人材開発ベンチャー企業、公益財団法人日本生産性本部を経て、2011年にNPO法人ミラツクを設立。セクター、職種、領域を超えたイノベーションプラットフォームの構築と、大手企業の新領域事業開発支援・研究開発プロジェクト立ち上げの支援、未来構想の設計、未来潮流の探索などに取り組む。2021年に株式会社エッセンスを設立。2021年9月に自然科学、社会科学、人文学を領域横断的に扱う先端研究者メディアesse-senseをリリース。知のアクセスを実現するKnowledge Tech企業として、偶然の幸運に出会えるメディア空間の構築に取り組む。滋賀県大津市在住、3児の父。 大阪大学社会ソリューションイニシアティブ特任准教授、大阪大学人間科学研究科後期博士課程(人類学)在籍。

紺野 登
多摩大学大学院教授

多摩大学大学院教授、情報マネジメント科学博士、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科客員教授。専門は知識創造、デザイン思考、イノベーション・マネジメントなどのナレッジ・エコロジー。フューチャーセンター・アライアンス・ジャパン(FCAJ)代表、ジャパン・イノベーション・ネットワーク(JIN)代表、パリ新クラブ理事など、複数の団体の理事を務める。主な著書は以下の通り。著書に『能力の知的化』(野中英世との共著)、『知識創造の方法論』、『ビジネスのためのデザイン思考』、『知識創造マネジメントの原理』、『目的工学』、『全体像を描く』など多数ある。

豊田 祐基子
ロイター通信 日本支局長

2022年2月から現職。外交・安全保障からエネルギー、金融・財政政策、金融市場、産業まで、日本に関わるあらゆるニュースの取材を統括し、世界へ発信している。ロイター入社以前は25年間にわたり、共同通信で外交・防衛、日銀などを取材した。2009年から13年までシンガポール支局長、15年から18年までワシントン特派員を歴任。その後は特別報道室次長として共同の調査取材チームを率い、国際調査報道ジャーナリスト連合にも参加、東京五輪誘致に絡む資金の流れを報じた。日米間の外交・防衛関係の取材を重ね、2007年には共同通信の取材チームの一員として、日米同盟に関する一連の記事で、日本ジャーナリスト会議から賞を受賞している。早稲田大学で博士号(公共政策)を取得。米ジョンズ・ホプキンズ大学高等国際問題研究大学院の客員研究員を務めた。

森田 尚子
エデルマン・ジャパン株式会社 エグゼクティブ・バイス・プレジデント グローバル・クライアント・マネジメント

博報堂、J.ウオルター・トンプソンを経て、2017年にエデルマンに入社。ディレクター・オブ・ブランドとして10名のブランディング/PRスタッフを率いる。2019年にエデルマン・グローバルのグローバルクライアントマネジメントチームに移籍し、エグゼクティブ・バイス・プレジデントとして幅広いクライアントを担当。日系グローバル企業や外資系企業の社会における信頼を築くためのブランド活動やコミュニケーション活動に従事している。 

メイゲン・バーストウ
エデルマン・ジャパン株式会社 代表取締役社長

2020年にエデルマン・ジャパンの代表取締役に就任。東京オフィスから始まったエデルマンでのキャリアは15年に及び、これまで様々な業界の大企業を担当し、コーポレート・レピュテーション、ブランド、コンシューマー、クライシス・コミュニケーション、従業員体験といった幅広い領域において、コミュニケーション・ストラテジストとしての豊富な経験を持つ。「信頼が成長を推進する」をモットーに、日本を拠点とするお客様にサービスを提供している。